2020年4月29日水曜日

オーディオコメンタリー:序



小さい人(島居 理恵さん:公式ブログの中の人)
カラー2号機(序・破・Qでは制作進行)
神村 靖宏さん(グランドワークス:版権管理)
ゲスト:高橋洋子さん(応援団長)

EVA-EXTRA アプリのダウンロード数
→54万DL(2020.4.22時点)

ビル群の中にある白線で描かれた人型について
→知らない。聞いたらそのことについて判断しなければいけないので聞かない。
レイアウト描いたのは庵野さん(途中から足された?)
全記録全集ライト版316ページ

初号機のプラグが入る部分はCG
昔手書きで書いていたときは円がブヨブヨしていたが
CGではそれが起こらないので庵野さんが喜んでいた

TVの頃は庵野さんがひたすらディティールを書き加えていた
仕上げの終わった撮影前のセルを自分の机に持ち込み、信号の影などを
マカーなどで延々付け加えていた

初号機の緑色を光らせる処理はTVでは手間から不可能だった
序の方が山下いくとさんのデザインに近い

増尾さんの残した原画や素材はアーカイブ化し重宝している
手書きの素材はCG全盛期の今でも重要
素材+CG+撮影処理のハイブリッドを序から始めた

庵野さん曰くビルはキャラクターだから主線を入れる
全記録全集ライト版284ページ参照

ヱビスビールにタイアップどうかを打診したがアニメは子供が観るもの
なのでアルコールメーカーとして丁重に断られた。
→義理立てする必要もないのでキリンクラシックラガーのビールも出した
カラー内ではヱビス、キリンクラシックラガー、サッポロ黒ラベル

その後、ヱビスから今コラボ等のアプローチはあるのか?
→未確定情報があるので答えられない

第5の使徒にガトリングを撃つシーンの原画は黄瀬さん
第5の使徒戦、山を滑り降りるシーンのレイアウトは摩砂雪さん

電柱、電線の参考写真は庵野さんが撮ったものが膨大な量ある

ネオン街は摩砂雪さんのお仕事

殴られたトウジのシーンは鶴巻さんの原画

1.11等の数字について
デジタルベースの素材→フィルムに焼いていた映画:1.0
映画の1.0のフィルム素材をベースにDVD用に再調整したモノ:1.01
BDを出す際にデジタルベースの素材をフィルムを経由せず調整したモノ:1.11

綾波レイの部屋はTV版の素材がそのまま残っていたのでほぼ一緒

綾波が下着を身につけるシーンの音効は
野口さんが家族の下着を実際に身につけて録った。

ヤシマ作戦の作戦会議中の透けた紙資料は
制作のグランドスケジュールなどがそのまま貼ってある
リツコさんが見ている資料は集計表

海岸線のシーンは鶴巻さんがこだわって描いている
水面上昇を加味していいる。

ネルフマークは山下さんデザインをTVの頃から修正し、
円の中にカチッと収まる調整をした
新ネルフマークはリファインを山下さんにお願いしたら上がってきた。

ネルフマークの使い分けに関してはおそらく
エヴァンゲリオンに近しいところはリファインしたもの
関連企業等は新ネルフマークだろう

後半の作画監督は松原秀典さん、監督は鶴巻さん

ミサトさんとシンジ君の手を繋ぐシーンの参考は小さい人とカラー2号機
松原さんが写真を撮りまくっていた

カラー2号機の人は綾波の手タレをよくやっている(シンでも)
綾波レイの体育座り〜立つまでカラー2号機さんがモデル

リリスのシーン設定・デザインはOkamaさん

ヤシマ作戦時、作業員の配置は鶴巻さんから細かいレイアウトの指示があった

ヤシマ作戦時の停電しているあたりのモブシーンをコヤマシゲトさんが担当
鶴巻さんがいきなりコヤマさんに原画を頼もうと言い出した。
鶴巻さん「動かないから描けるだろう」とのこと(カラー2号機談)


ヤシマ作戦のモブがケーブルを引張るシーンは貞本義行さんが原画
元々は原画をやる予定ではなかったが、鶴巻さんが「貞本さんも原画描いてよ」と言った
出来については「さすがテレコム」とのこと
カヲル君のシーンも貞本さん原画

煙のディティールも鶴巻さん
カラー2号機曰く特徴があるらしい


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